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簡便法による道路連続照明の計算
1.設計条件
1−1.路面条件等
・道路分類 主要幹線道路
・外部条件
・設計平均路面輝度(下記表より) Lra: 0.7 cd/m2
(設置基準)
平均路面輝度 (単位:cd/m2)
    外部条件
   
道路分類    
高速自動車国道等 1.0 1.0 0.7
0.7 0.5
一般国道等 主要幹線道路 1.0 0.7 0.5
0.7 0.5
幹線・補助幹線道路 0.7 0.5 0.5
0.5
備考 外部条件A、B、Cとは、次の条件を指す。
A・・・・・・道路交通に及ぼす光が連続的にある道路沿道の状態をいう。
B・・・・・・道路交通に及ぼす光が断続的にある道路沿道の状態をいう。
C・・・・・・道路交通に及ぼす光がほとんどない道路沿道の状態をいう。
・舗装の種類 アスファルト
・平均照度換算係数(下記表より) K: 15 lx/cd/m2
・道路幅員 W: 7.0 m    
平均照度換算係数 (単位:lx/cd/m2)
舗装の種類 平均照度換算係数
アスファルト 15
コンクリート 10
・輝度均斉度:簡便法により規定値を満足できるため省略
・視機能低下グレア:簡便法により規定値を満足できるため省略
1−2.照明条件
・照明器具 ポールヘッド形(KSH) N
・光源 始動器内蔵形高圧ナトリウムランプ 透明形・管形 NHT180・L(S) 片側配列 1
・ランプ光束   F: 19,000 lm   中央配列 1
・灯具高   H: 10.0 m   千鳥配列 1
・灯具配列 片側配列 向合せ配列 2
・配列係数   N: 1    
・照明率   U: 0.297    
・保守率   M: 0.65    
・灯具間隔(下記表より)   S: 40.0 m  
車道幅員に対する灯具の高さと最大灯具間隔(簡便法) (単位:m)
灯具の
取付
高さ
車道幅員   6.0 7.0     9.0 10.5     12.0 14.0  
幅員構成 対向2車線、往復4車
線道路の片側2車線
往復分離6車線道路
の片側3車線
中央帯のない
往復4車線道路の片側
灯具の種類 KSC KSH KSC KSH KSC KSH
      片側 28 32
8 千鳥 (28) (32)
      向合せ 28 32
      片側 35 40
10 千鳥 (35) (40) (35) (35)
      向合せ 40 45 注1 35 45 注1
      片側 48 48 注1 42 42 注1
12 千鳥 (42) (42) (42) (48)
      向合せ 48 54 注1 48 54 注1
備考 1.  表中の灯具間隔は、性能指標(規定値)の総合均斉度Uo≧0.4、相対閾値増加
TI≦15%及び推奨値である車線軸均斉度Uℓ≧1.5を満足する。
 ただし、( )内は車線軸均斉度の推奨値を満足できない場合がある。
2.  「−」は不適当であることを示す。
3.  光源は、KSCは蛍光水銀ランプ、KSHは高圧ナトリウムランプとする。
4.  KSCの灯具取付角度は5°、KSHの灯具取付角度は0°とする。
5.  オーバーハングOhの範囲は、KSCは、−1m≦Oh≦1m、
KSHは、高さ8mで−1m≦Oh≦1m、高さ10m以上で−1.5m≦Oh≦1mとする。
 ただし、KSHのオーバーハングOhの範囲は、車道幅員及び配列に応じて次の条件
になる。
(注) 1. 高さ10m以上、灯具取付角度は0°で−3m≦Oh≦1m
2. 高さ12m、灯具取付角度は5°以内で−1m≦Oh≦1m
2.平均路面輝度の計算
Lr= F*U*M*N
S*W*K
= 19,000 * 0.297 * 0.65 * 1  
40.0 * 7.0 * 15
= 0.87 cd/m2
3.平均路面輝度の照査
Lr= 0.87 cd/m2 Lra= 0.70 cd/m2 OK