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「総合点検」 16−2 統一河川情報システム
No 確認事項の概要 作業の実施範囲、具体的方法等 点検周期 使用測定器等 点検目的の概要 備    考
           
12
 
           
1 運用者等からの確認 前回作業時以降のシステム動作状況等の確認及び作業結果             システム運用者等との連携及び効  
  及び報告等 概要の報告等を行う。               果的な作業実施  
2 データ収集機能の確 上位局、下位局及びテレメータ観測システム並びに他のシ             周辺機器によるデータ収集、演算  
  ステムからのデータ収集機能及び、データ内容を確認する。               処理機能の確認  
    収集時刻を確認する。                
3 データ配信機能の確 上位局、下位局及び他のシステムへのデータ配信機能及び、             データ配信機能及びデータ内容の  
  データの内容を確認する。               確認  
    配信時刻を確認する。                
4 表示内容の確認 表示用端末装置による表示内容を確認する。             データ表示機能の確認  
5 表示内容の確認 画面の表示応答速度が前回点検時より遅くなっていないこ             画面表示機能の確認  
    とを確認する。                  
6 警報確認 警報判定機能が正常であることを確認する。             警報判定及び警報動作機能の確認  
7 時計装置の確認 システムの時刻が正常であることを確認する。             時刻の正常性の確認  
8 装置相互の関連動作 LAN接続されている装置相互の動作を確認する。             システム構成機器の正常性の確認  
  確認                    
9 システム復旧機能の 電源障害復旧時のシステム復旧機能が正常であることを確             停電復旧後の復旧機能の確認  
  確認 認する。                  
10 クラスタ機能の確認 伝送系装置稼働系、待機系の切替機能を確認する。             伝送系装置の自動切り替え機能の  
                    確認  
11 セキュリティ対策の セキュリティ対策ソフトの定義ファイのルバージョンが最             セキュリティ対策の版数確認 セキュリティ対策ソフトが入っ
  確認 新かどうか確認する。(バージョンアップやパッチ宛て作                 ている場合のみ。
    業は含まない)                  
河川情報システムのシステム構成〔解説〕
1.ハードウェアのシステム構成
  河川情報システムのハードウェア構成を図16−2−1〜2に示す。
  図16−2−1は、伝送系装置を二重化した構成であり、故障時によりデータ消失を極力防ぐために処理装置の切替えが自動的に行われる。データ量が比較的多い主要集中局を対象とした構成である。
  図16−2−2は、伝送系装置がシングル構成で、データ量数が比較的少ない集中局を対象とした構成である。
  中枢局、中継局の構成は図16−2−1とほぼ同等であるが、定数プロキシ装置・編集共有ディスク装置・負荷分散装置等が追加される。
2.機能体系
  統一河川情報システムにおける機能体系を図16−2−3に示す。
  シングル構成と二重化構成における違いは、”伝送系装置の切り替え機能“であり、シングル構成であっても、二重化構成であっても処理内容には大きな違いは特にないといえる。