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「総合点検」 16−3 道路情報システム
No 確認事項の概要 作業の実施範囲、具体的方法等 点検周期 使用測定器等 点検目的の概要 備    考
           
12
 
           
1 運用者等からの確認 前回作業時以降のシステム動作状況等の確認及び作業結果             システム運用者等との連携及び効  
  及び報告等 概要の報告等を行う。               果的な作業実施  
2 データ収集機能の確 上位局、下位局及び道路情報収集装置、道路情報提供装置             システムのデータ収集機能の確認  
  並びに他のシステムからのデータ収集機能、データの内容                  
    を確認する。                  
    ・周辺機器によりデータの収集、演算処理が正規に行われ                  
    ていることを確認する。                  
    ・情報提供装置からの送られてくる情報(表示内容、ステ                  
    ータス等)が正常に収集できることを確認する。                  
    収集時刻を確認する。               作業場所は事務所
    収集処理遅れ、処理遅れがないことを確認する。                  
    判定基準の標準値は、個々のシステムの製作仕様による。                  
3 データ配信機能の確 上位局、下位局及び他のシステムへのデータ配信機能、デ             システムの配信機能の確認 作業場所は事務所、出張所
  ータの内容を確認する。                  
    ・配信先の記録を確認する。                  
    配信時刻を確認する。                
    処理遅れがないことを確認する。                  
    判定基準の標準値は、個々のシステムの製作仕様による。                  
4 システム相互間関連 システム相互間連動作を確認する。             システム相互間関連動作機能の確 作業場所は事務所、出張所
  動作の確認 ・情報収集系及び情報提供系との組み合わせにより総合動                
    作が正常に行われることを確認する。                  
5 時計の確認 時刻の進み遅れを確認し、ずれている場合は校正する。             時刻の正常性の確認 作業場所は事務所
                       
6 セキュリティ対策の セキュリティ対策ソフトの定義ファイルのバージョンが最               セキュリティ対策ソフトが入っ
  確認 新かどうか確認する。(バージョンアップやパッチ宛て作                 ている場合のみ。
    業は含まない)                  
道路情報システムのシステム構成
1. ハードウェアのシステム構成
  道路情報システムの集中局(事務所システム)におけるハードウェアシステムの代表的な構成例を図16−3−1に示す。
  実際には、地方整備局毎、事務所毎にシステム構成が異なるケースが多い。
  各主制御機(MC)との接続、他システムと情報交換を行う通信制御装置とデータ処理、ファイル処理、表示、記録を行う処理装置で構成するフロントエンド方式が一般的である。
2.機能体系
  道路情報システムの集中局(事務所システム)における機能構成例を図16−3−2に示す。