------------------------------------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------------------------------

Google

------------------------------------------------------------------------------------------

「総合点検」 16−6 ダム管理用制御処理設備(ダム情報処理装置、ダム放流設備制御装置) 1/4 
No 確認事項の概要 作業の実施範囲、具体的方法等 点検周期 使用測定器等 点検目的の概要 備    考
           
12
 
           
1 時計装置の確認 システム時計装置の時刻及び親時計と同期をとっている関             関係する装置が正常に機能するための基  
    連設備の時計の時刻について、下記範囲かどうかを確認し、               本情報を確認する。  
    ズレがある場合は、標準設定値に修正する。               各時計装置の時刻が合っているかどうか  
    ・時報と親時計の時刻差が±30秒以内               を確認するが、データ集配信を正常に行  
    ・親時計と各装置の時刻差が±30秒以内               うために、関係する各設備の時刻をずら  
                    して運用しているダム・堰においては、  
                    設定している時刻を確認する。  
2 データの確認 収集データの確認 計測装置、テレメータシステム及び他のシステムからの収             貯水位等の計測値、雨量等テレメータ装 確認対象データは、各ダム・堰
    集データについて、接続先装置と表示・記録データとの相               置による観測値の入力機能が正常である 毎に、日常的に確認が必要なデ
    互比較により確認対象データを点検する。               ことを確認する。 ータを定めて、実施するものと
                    確認方法は、接続先装置の記録等と操作 する。
                    卓、表示盤の表示、表示用端末装置、記  
                    録用端末装置の表示等を比較することに  
                    よって実施する。  
  配信データの確認 他のシステムへの配信データについて、接続先装置と表示・             転送するデータの出力機能が正常である 確認対象データは、各ダム・
    記録データとの相互比較により確認対象データを点検す               ことを確認する。 堰毎に、日常的に確認が必要
    る。               確認方法は、転送先装置の記録等または なデータを定めて、実施する
                    転送先に電話等で確認することによって ものとする。
                    実施する。  
  データの変化状況 @操作卓、表示盤、各端末装置(表示用端末装置、操作設             操作卓、表示盤、各端末装置の表示(時 確認対象データは、各ダム・
  の確認 定用端末装置等)等への表示内容を相互比較して、一致し               系列データ表示)が正常であることを確 堰毎に、日常的に確認が必要
    ていることを確認。               認する。 なデータを定めて、実施する
                    確認は、下記の点について異常がないか ものとする。
    A各数値データの変化状況について最終変化からの経過時               どうか、各装置の相互比較により行う。  
    間を確認し、異常の有無を点検する。                ・表示内容が各装置で一致しているか  
                      どうかを確認する。  
    B各状態データについて、次を点検する。                ・数値データの変化(無変化)状況を  
    ・監視表示及び通報・警報記録により警報発生の有無を点                 確認する。  
    検する。                ・警報発生状態を確認する。  
    ・警報が発生していなくても、ゲート関係の状態表示につ                ・ゲート関係の状態表示が正常である  
    いて、通常状態と変化がないかを点検する。                 かどうかを確認する。  
3 ハードウェア動作状 各機器の異常表示等により異常の有無を目視点検する。ま             機器障害の早期発見のために実施する。 実施周期については各ダム・
  況等の確認 た、目視または聴覚で確認可能なファン動作の確認と機器                 堰毎に決定する。
    外面の清掃を行うが、機器毎の点検項目については別表                  
    「機器単体点検表」による。