------------------------------------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------------------------------

Google

------------------------------------------------------------------------------------------

「総合点検」 16−6 ダム管理用制御処理設備(ダム情報処理装置、ダム放流設備制御装置) 3/4 
No 確認事項の概要 作業の実施範囲、具体的方法等 点検周期 使用測定器等 点検目的の概要 備    考
           
12
 
           
11 ゲート遠方操作の確認 遠方操作によるゲ ダム・堰毎に定めた操作対象ゲートに対して、遠方手動操             機械設備と同時期に実施するものとし、 ゲート門数の多いダム・堰にお
  ート動作確認 作によりゲート操作を行い、動作特性等の確認を行う。               主にゲートの操作・監視機能を機械設備 いては、複数年度に亘りローテ
                    と合わせて確認する。 ーションを組んで実施すること
                    操作対象ゲートと操作範囲は各ダム・堰 も可。
                    毎に定めるものとする。  
  監視情報の確認 機側操作盤から監視情報(故障信号、状態信号)を発生さ             機側操作盤とのインタフェースの整合性  
    せ、ダム・堰コンで正常に処理されることを確認する。               の確認を行うために行う点検とするが、  
    @全開リミットスイッチ動作               通常発生する頻度の少ない信号を主な確  
    A3E、漏電などの保護回路動作               認項目について、機械設備と合わせて確  
    B通常動作させることの少ない予備ゲート               認する。  
     等のSVのインタフェース確認               監視情報は極力ゲートの動作により確認  
    Cその他必要なもの               することを原則とするが、実動作ができ  
                    ない場合においても、機械設備からリミ  
                    ットスイッチ動作など可能な限り、実機  
                    に近い部分から故障信号、監視信号を発  
                    生させ、ダム・堰コンで正常に処理され  
                    ることを確認する。予備ゲートのSVをダ  
                    ムコンに入力しているダムで、遠方操作  
                    機能のない場合には、機側操作によりSV  
                    の確認を行う。  
  ゲート全閉付近で 全閉付近の設定値を確認し、ゲート動作に支障が生じない             ゲート全閉付近の機械的な条件にダム・ 半自動・自動操作または開度設
  の設定値の確認 ことを、遠方手動操作と開度設定値1回限り操作を実施し               堰コンが対応しているかどうかの点検と 定値一回限り操作機能を有する
    て確認する。               する。 ダム・堰のみ
    @全閉エラー範囲               機械設備と同時期に実施するものとし、  
    A開度0から全閉SVオンまでの時間               主にゲートの操作、監視機能を機械設備  
    B全閉状態からゲート動作させ、全閉SVオフまでの時間               と合わせて確認する。  
                    ・全閉時マイナス開度設計値  
                    ・動作速度設計値  
                    ・開度0→全閉までの所要時間設計値  
                    ・その他各種設計値  
12 フェールセーフ等安全機能の確認 非常停止操作、 ゲート動作中に、次を確認する。             フェールセーフ機能を点検する。  
  ゲート動作中警報 @ゲート動作中警報が吹鳴すること。               機械設備と同時期に実施し、確認を行う  
  の確認 A非常停止操作により、ゲートが停止すること。               ものとする。  
                    機側操作及び遠方手動操作の両者におい  
                    て実施する。  
  動作制限タイマの ダム・堰コンと機側操作盤内の動作制限タイマーに関して、             フェールセーフ機能を点検する。 機側操作盤とダム・堰コンが機
  確認 次の確認を行う。               機械設備と同時期に実施し、確認を行う 側伝送装置を介さず直接接続さ
    @遠方と機側のタイマー値の妥当性確認               ものとする。 れるシステムにおいては、機側
     ・T1,T2,T3各設定値の設計動作時間                T1:機側操作盤のハードタイマー 伝送装置のタイマー確認は除外
     ・T1>T2>T3                T2:@光ケーブル伝送方式の場合 する。
    Aタイマー動作の確認                    機側伝送装置のハードタイマー  
     遠方手動操作によりゲート操作を行い、そのまま放置し、                   Aメタルケーブル伝送方式の場合  
    タイマー動作によりゲートが停止することを確認する。                    入出力処理装置/前処理装置  
                            /入出力中継装置等のハードタ  
                            イマー  
                          (遠方手動操作のタイマー)  
                     T3:入出力処理装置/ゲート制御装置  
                          等のソフトタイマー  
                        (自動/半自動/一回限り操作系操  
                          作のタイマー)  
  ゲート操作の優先 操作演算または開度設定値一回限り操作でゲート操作を行             遠方からのゲート操作において、主にヒ 半自動・自動操作または開度設
  順位の確認 う過程において、次の操作によりゲートが停止することを               ューマンエラーを想定した操作の基本的 定値一回限り操作機能を有する
    確認する。また、元に戻すことにより停止したゲートが再               な優先処理機能を確認するための点検と ダム・堰のみ
    起動しないことを確認する。               する。  
    @機側操作盤の「子扉開」操作               機械設備と同時期に実施するものとし、  
    A遠方手動操作モードへの切替               主にゲートの操作・監視機能を機械設備  
    B非常停止操作               と合わせて確認する。  
    C動力電源の「断」操作