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基礎・地業
杭地業工事
共 通
No. 9 チェック チェック内容 地盤調査を行ったか
詳細説明 備考・記録
 地盤調査報告書から地盤条件を確認する。地盤調査は、設計段階で基礎形式や地盤支持力の検討を目的として行われることが多く、杭の施工性や地下工事の施工計画の検討にはデータが不十分なこともある。どの程度の調査が行われているかを確認し、必要に応じて追加調査を実施する。
 また、工事等の建屋解体後に行う工事では、状況に応じて土壌汚染の有無について調査する。汚染土壌がある場合には、行政の環境問題を扱う部署の調整が必要になる場合があるので注意が必要である。
 
No. 10 チェック チェック内容 施工中に支障が生じる心配はないか
詳細説明 備考・記録
 打込み工法では、中間に硬い層があると、打抜きが難しい。無理に打ち抜けば杭が破損することがある。
 プレボーリング工法では、中間に硬い層があると、作業能率が極端に落ちたり、孔が曲がってコンクリート杭を孔内に挿入する際に折れたりする。
 アースドリル工法では硬質粘土層の掘削は難しい。
 リバースサーキュレーション工法では、玉石が存在すると、ドリルビットをバケットに取り替えて玉石を除去しなければならない。玉石の多い地層には適さない工法である。
 オールケーシング工法で均質な細砂層を掘削するときは、ケーシングの揺動により細砂層が締め固められ、ケーシングが抜けなくなることがある。
 オールケーシング工法では、掘削が不透水層からその下の被圧滞水層へ進む段階で、ボイリングの発生のおそれがある。