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鉄 骨
工場製作
No. 26 チェック チェック内容 施工難易を考慮し作業方法の検討を行ったか
詳細説明 備考・記録
 鉄骨建方作業が施工しやすく危険度が低い作業となるように、工場製作段階で検討しておく必要がある。
 できる限り現場溶接を少なくして工場溶接を多くする、コンクリート充塡用孔について確認のうえコンクリート打設の便を考慮した工場製作をしておく、などの検討を行う。
 現場溶接は、現場が常に同じ状態にないため品質管理上問題が生じやすいし、雨・風などの制約を受けやすく工期的にも不利である。したがって工場溶接を多く行い、現場では高力ボルト接合による組立てを行うほうが望ましい。
 またコンクリート充塡用孔の有無、位置の確認も行う。柱と梁の仕口やガゼット、スチフナー部は、コンクリートが入らない場合もある。この場合コンクリートの最大粒度の骨材が入る程度の隙間をあけておかねばならない。梁の型枠とフランジ・かんざし鉄筋・梁主筋との関係もチェックし、コンクリートがフランジ下に充塡されるよう注意する。梁フランジに空気抜きの孔をあけるなどの工夫も必要である。
 
No. 27 チェック チェック内容 キャンバーの大きさの確認を行ったか
詳細説明 備考・記録
 使用する鋼材は、素材の歪みを矯正しなければならない。これは、ロールレベラー,プレスなどで、材質を変えないような方法で行う。
 キャンバーの大きさは、スパン,たわみを考慮し設計者と協議して決める。鋼材の切断時にその寸法に従い、形状・寸法に反映しなければならない。部材製作後冷間矯正や熱間矯正によってキャンバーを付ける場合は、傷つけたり、材質変化を起さないよう機器の管理,温度管理をする。