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コンクリート
一般事項(準備・計画・調査)
No. 1 チェック チェック内容 設計図書(建築図・仕様書・構造図・特記仕様書など)からコンクリートの仕様の確認を行ったか
詳細説明 備考・記録
 設計図書および設計者からの指示事項をもとに、その工事で用いるコンクリートの仕様を確認する。                                                          
   
1) コンクリートの種類と品質    
  @)  コンクリートの種類    
   コンクリートは普通コンクリートと軽量コンクリート(1種および2種)に区分され、材料,施工条件,要求性能により次のように分けられる。
 日本建築学会「建築工事標準仕様書・同解説JASS 5鉄筋コンクリート工事」を参照する。
   
     
     
     
     
  ・寒中コンクリート    
  ・暑中コンクリート    
  ・軽量コンクリート    
  ・流動化コンクリート    
  ・高流動コンクリート    
  ・高強度コンクリート    
  ・プレストレストコンクリート    
  ・プレキャスト複合コンクリート    
  ・マスコンクリート    
  ・水密コンクリート    
  ・海水の作用を受けるコンクリート    
  ・水中コンクリート    
  ・凍結融解作用を受けるコンクリート    
  ・遮蔽用コンクリート    
  および無筋,簡易コンクリートに分けられる。    
  A)  コンクリートの調合条件    
   コンクリートの調合条件としては、以下のものがあげられる。    
     
  ・設計基準強度    
  ・品質基準強度    
  ・単位水量の最大値    
  ・単位セメント量の最小値    
  ・水セメント比の最大値    
  ・空気量の範囲    
  ・塩化物の限度    
   その他耐久性,水密性に関する仕様の確認も行う。    
2) 仕様材料    
   コンクリートの材料は以下のものであり、それぞれについて仕様の確認を行う必要がある。    
     
  @)  セメントの種類    
  A)  骨材の種類・大きさ    
  B)  練混ぜ水−上水道水は特に試験は行わなくてもよい。上水道水以外の水および回収水は試験を行い、基準に適合しなければならない。    
     
     
  C)  混和材料の種類    
3) 打込み時期    
   工程表からコンクリートの打込み日を調べ、打込み日から強度管理材齢(通常は28日)までの予想平均気温を調べる。それをもとにコンクリート強度の気温による補正が必要か調査する。    
     
     
4) その他施工上必要な条件    
   打放しコンクリートの範囲,特殊型枠,断面形状,鉄骨・鉄筋のかぶり厚さなどの施工上の条件を確認する。