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コンクリート
一般事項(準備・計画・調査)
No. 2 チェック チェック内容 発注したレディーミクストコンクリートはJIS表示工場でかつ規格品か
詳細説明 備考・記録
 レディーミクストコンクリート(以下、生コンと表記)は原則としてJIS表示許可を受けた工場から選定する。発注する工場がJIS表示許可工場であることを確認し、また発注する生コンはJIS規格品であることを確認する。
 JIS表示許可工場の取得は普通コンクリートの場合と軽量コンクリートの場合に分かれているので、軽量コンクリートを発注する場合は特にその点の注意が必要である。
 なお、現場周辺にJIS表示許可工場がない場合は、JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)と日本規格協会の「レディーミクストコンクリート個別審査事項」を参考にして、その工場の品質管理状況を確認して選定する。
 最近では都心部に生コン工場が少なく、特に小型の生コン車を保有している生コン工場は小規模の工場が多く、JIS表示許可を受けている場合が少ないので注意する必要がある。
 工場にコンクリート(主任)技士または1級(2級)建築士,1級(2級)建築施工管理技士,技術士等が常駐しているか確認を行うこと。
                                                         
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
No. 3 チェック チェック内容 現場付近の気温に基づき,コンクリート強度の気温補正値を考慮して生コンを発注したか
詳細説明 備考・記録
 予想平均気温は、建設地の地方自治体または気象台・測候所の日別平均気温の平滑平年値を参考にする。ほとんどの工場が気温の補正値(補正値の標準値)を保有しているので、それを参考にする。
 コンクリート打込みから28日までの期間の予想平均気温によるコンクリート強度の補正値は、コンクリート強度の補正値Tの標準値(JASS 5-2003)の通りである。
 構造体コンクリートの強度管理のための供試体を現場封かん養生とする場合(強度試験の管理材齢が28日を超え91日にする場合)は、コンクリート強度の補正値Tnの標準値(JASS 5-2003)を参考に補正値を定める。
 なお材齢28日の強度管理の場合で、予想平均気温がコンクリート強度の補正値Tの標準値(JASS 5-2003)に示す数値よりも低い場合は、コンクリート強度の気温による補正値T28(現場封かん養生の場合)の標準値(JASS 5-2003)の図を参考にして補正値を定めるとよい。