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コンクリート
一般事項(準備・計画・調査)
No. 4 チェック チェック内容 生コンの配合報告書から,配合設計条件,指定事項を確認し,使用材料が適切か検討を行ったか
詳細説明 備考・記録
 生コンの配合報告書から次の項目について確認する。                                                          
1)  セメントの試験成績表はJISの規格値を満足し、化学試験,物理試験結果も問題はないか。ポルトランドセメントの場合はR2O(アルカリ量)の値が表示されているか    
     
     
2)  骨材の種類,産地は明記されているか。骨材の種類別にその試験成績表は揃っているか。骨材の粒度分布は砂・砂利の標準粒度の範囲内にあるか。
 また、使用箇所による粗骨材の最大寸法は特記によるが、特記にない場合は、使用箇所による粗骨材の最大寸法(JASS 5-2003)による。その他特殊なコンクリートの場合は、その骨材の所要の範囲内にあるのを確認する。
 その他骨材の絶乾比重,吸水率,粘土塊量,洗い試験で失われる量,有機不純物等も規定された範囲内であることを確認する。
   
     
     
     
     
     
     
     
3)  砂の塩分量は原則として0.04%以下(NaClとして)であることを確認する。ただし、耐久設計基準強度が“長期”の場合は0.02%以下である。
 コンクリート中の塩分量については、原則として0.30kg/m3以下であることを確認するか、それを超える場合でも鉄筋の防錆上有効な対策を講じれば0.60kg/m3を超えない量までは許容される
   
     
     
     
     
4)  呼び強度を保証する材齢が、原則として28日であることを確認する    
     
5)  骨材のアルカリシリカ反応についての試験成績書は添付されているか。
 試験方法は化学法かモルタルバー法か、試験はいつどこで行われているか、現在使用されている骨材と同じ場所から採取されたものか、などについて確認を行う。
 骨材は無害と判定された骨材を使用することが望ましいが、それ以外の場合でも対策を講じれば使用することは可能である
   
     
     
     
     
     
6)  水セメント比は普通コンクリートの場合65%以下か、各種コンクリートの場合それぞれ最大値以下かの確認を行う。
 単位セメント量は各種コンクリートの最小値の規定を満足しているか。
 単位水量は185kg/m3以下を確認したか。地域によりAE減水剤などで185kg/m3以下にすることが困難な場合は、高性能AE減水剤や流動化剤など減水率の大きい混和剤を用いて対応する