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コンクリート
コンクリートの試験
No. 15 チェック チェック内容 現場ごとに品質管理責任者を定め,コンクリート試験器具(スランプ,空気量,供試体用モールド,塩分量測定器,最高最低温度計等)を用意したか
                       
詳細説明 備考・記録
 品質管理責任者は、通常の場合は、                                                          
1) 1級および2級建築士    
2) 1級および2級建築施工管理技士    
3) コンクリート主任技士およびコンクリート技士    
のいずれかであることが望ましい    
 難度の高い工事では    
1) 1級建築士    
2) 1級建築施工管理技士    
3) 技術士    
4) コンクリート主任技士    
のいずれかの有資格者であることが望ましい。    
 生コンの受入れ検査に関しては、生コン工場任せでは不十分で、現場としてはまず打込み当初にそのコンクリートが指定した通りの生コンであるかの確認が必要であり、打込み中も品質の変化が認められたとき随時行う必要がある。
 構造体コンクリートの強度検査用供試体の採取は現場の責任で行うのが本体であるが、東京などでは第三者(代行業者)による採取が行われている。そのほかのケースでは、生コンの荷卸し時に生コン工場の検査担当者に採取してもらうことが多い。そのため小現場では試験器具も生コン工場のものを利用している場合が多いが、それでは時々刻々変化する可能性のあるコンクリートの管理はできない。代行業者や生コン工場採取者が打設中に常駐していられない場合は、少なくともスランプ測定の器具は最低限現場に常備すべきである。
 最高最低温度はコンクリートの打込みからコンクリート強度発現までは毎日測定し、その記録を保存し、実際の平均気温が予想平均気温と差が生じた場合の検討用資料とする。