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コンクリート
高強度コンクリート
No. 72 チェック チェック内容 高強度コンクリートは一般コンクリートと比較して,圧縮強度供試体のサンプリング方法に異なる点があるが,問題はないか
詳細説明 備考・記録
 使用するコンクリート(受入れ検査)および構造体コンクリートの圧縮強度の検査は、打込み工区,打込み日かつ300m3ごとに検査ロットを構成し、1検査ロットの試験回数は3回とする。打設量が300m3を超える場合は、1検査ロットが300m3以内になるように区分する。300m3を超える量がわずかな場合は、各ロットをほぼ均等になるように区分けしてよい。
 使用するコンクリートおよび構造体コンクリートの圧縮強度の検査は、適当な間隔をあけた任意の3台の生コン車から採取した9本の供試体で行う。言い換えると1回の試験は任意生コン車1台から採取した3本の供試体で行い、3回の試験結果で検査ロットを判定する。
 構造体コンクリートの供試体を標準養生で行う場合は、使用するコンクリートと構造体コンクリートの検査ロットを兼用することができる。
 
No. 73 チェック チェック内容 高強度コンクリートの養生開始時期や養生期間について問題はないか
詳細説明 備考・記録
 高強度コンクリートは、一般のコンクリートと比較して表面の硬化が早い。通常の養生のタイミングでは、表面ひび割れなどの不具合を発生させることが多いので、散水養生の開始時期を早めるか、適切な開始時期を検討する。
 なお、普通ポルトランドセメントの場合、コンクリートの強度によって養生期間が異なるので注意を要する。
 
  設計基準強度 36 N/mm2 を超え  
  40 N/mm2 以下の場合  
  4 日間以上  
  設計基準強度 40 N/mm2 を超え  
  50 N/mm2 以下の場合  
  3 日間以上  
  設計基準強度 50 N/mm2 を超え  
  60 N/mm2 以下の場合  
                    2 日間以上