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防 水
塗膜防水
施 工
No. 123 チェック チェック内容 2液混合の1回の混練量が塗布能力に見合っているか
詳細説明 備考・記録
 2成分材料の混合比は材料のメーカーそれぞれが規定している。したがって指定材の組合せはもちろんのこと、混合比も守らなければならない。
 また混練不十分な部分的な硬化を生じ、防水層の物性の均質さが得られない。最悪の場合には流されたり、硬度の高いもの・伸びが小さなものができることがある。混練はミキサーを使うことを原則とする。少量で手練りの場合は、十分に混ぜ合わせることが大切である。また角型の缶を用いるとどうしてもコーナー部のかくはんが不十分になりやすいので、使用を避ける。
 2成分混練完了後の許容される練り置き時間は、缶などに「可使時間」「ポットライフ」などと称されて、特定温度条件における時間が表示されている。その時間内に塗布を完了するよう、施工部位,職人の能力などを考慮して1回の練り量を算定する。なお、表示された温度条件より異なるときは、練り置き可能な時間が変わる。特に高温になると硬化反応が促進するので、メーカーと打合せ,確認することが大切である。
 
No. 124 チェック チェック内容 出隅・入隅部,ドレン,貫通パイプ回りに補強用クロス類を張り付けたか
詳細説明 備考・記録
 ドレンに対する前処理は81項と同様であるが、補強として繊維類を塗り込んだほうがよい。貫通パイプ類回りも同様である。クロスの効果は防水被膜の補強というより、クロスを挿入することにより塗膜厚さを確保するためと考えるべきである。