------------------------------------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------------------------------

Google

------------------------------------------------------------------------------------------

カーテンウォール
設計図書の確認
遮断性について
No. 15 チェック チェック内容 機密性能の確認を行ったか
詳細説明 備考・記録
 暖冷房負荷,建物全体の煙突効果(スタックアクション),遮音性に影響する性能である。法的規制はなく、設計者が定める。また、水密性と同様に定形材料で気密性を確保している部位に限定される。
 一般的には、気密等級のJIS A 4706(サッシ)の等級または圧力差10Paに対する通気量(m3/m2・h)が設定され、中高層建物では2等級(2m3/m2・h),超高層建物では0.5等級(0.5m3/m2・h)が目安である。
 設定値とその根拠を確認する。
 性能確認は、JIS A 1516(建具の気密性試験方法)に類する実物大の試験以外では困難である。したがって、過去に実施された類似断面のCWまたはサッシの試験結果を参考にして、設定値に適合しているか確認する。
 
No. 16 チェック チェック内容 遮音性能の確認を行ったか
詳細説明 備考・記録
 主に外部からの騒音を遮断し、室内の用途に適した音環境を得るための性能である。法的規制はなく、設計者が定める。
 外部環境によっても異なるため、一般的には遮音等級(JIS A 4706)のサッシの遮音等級が設定される。
 CWでは、外壁前面の総合的な遮音性能を考える必要がある。たとえば、全面ガラスの場合はガラス部分で遮音性が決まるため、開口部を含めた総合透過損失が、ガラスのそれを下回らないように設定する。
 性能確認は、実物大の性能試験および竣工後の実測以外では困難である。したがって、過去に実施された類似断面のCWまたはサッシの試験結果を参考にして、設定値に適合しているか確認する。なお、総合透過損失の概算値は、構成部材ごとの透過損失を知れば算出することができる。
 音楽ホール,スタジオ,会議室,ホテル客室等許容騒音レベルが小さい場合および飛行場の近傍や交通量の激しい道路に面する建物などでは、別途外部騒音の調査が必要となる。