陣ガ森,戸矢ヶ森

登山日:2005年4月14日

登った山
陣ガ森 高知県 1013m
戸矢ヶ森 高知県 1078m

      

コースタイム:9:20 上の登山口 → 9:40 陣ガ森山頂 → 9:45 アセビの原(丸山園地) → 10:25 戸矢ヶ森山頂 
  → 10:35 折り返し点 → 10:50 戸矢ヶ森 → 11:30 アセビの原(丸山園地) → 11:45 陣ガ森 → 11:55 登山口

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ちょっとだけコメント
  前回陣ガ森に登った時は、丸山園地までで引き返したのですが、今回は奥の戸矢ヶ森まで縦走してみました。戸矢ヶ森の三角点は案外登山道にあっさりぽつんとある感じで、そこまでは丸山園地から2〜3のピークを越えてから到達する・・・という感じです。今回は、まだその奥の通称鉄塔広場まで行こうかな・・・と思ったのですが、戸矢ヶ森を降りて反対側へ下りる登山口との分岐点付近から通行止めになっていたので、そこで引き返しました。

登山道に咲く満開のアセビ
コラム1:アセビの満開
 前に登った時は、アセビがもう終わっていた・・・って感じの登山だったので、今回はこの時期かなーという感じで前回より早い時期に登ってみました。花は満開で、予想は当った・・・という感じではあったのですが、裏年?なのか、よく咲いている株と全く咲いていない株とまちまち・・・といった感じで、期待していたほどではなかったので、その点は少し残念かなーといった感じでした。
 アセビの感想としては、今回戸矢ヶ森の奥の原生林まで行ってみたのですが、(ココが一番学術的に有名な場所らしい)花を楽しむ分には、アセビの原(丸山園地)のアセビが一番見やすくてきれいに見えるといった感じで、奥の原生林の方は学術的には有名でも、見る分にはアセビの木が高くて見上げると上の方に咲いてるかなーって感じにしか見えなくて、一見うねうねとしたアセビの幹しか見えない・・・って感じで、すごく期待して行くと少しがっかり・・・といった感じになるかも知れないって感じました。(上空から見るときれいなのかも知れないですが)これはアセビが常緑樹で葉数が多い・・・という宿命でしょうか・・・
 ちなみにアセビって新芽も緑から赤いのまでいろいろある様に、花の形も色もひとつひとつが個性があってそういう視点で見るも楽しめるな・・・とも思いました。
陣ガ森山頂:1013m
陣ガ森山頂付近から見る工石山(右)三辻山(左)
丸山園地に咲くアセビ
丸山園地から見る戸矢ヶ森(奥の三角の山)
コラム2:見晴らしは良くなったものの・・・
 今回の山行きで感じた点は、陣ガ森山頂も含め結構見晴らしの良い箇所を伐採したりしていたので、登山道は見晴らしの良いポイントが増えて、戸矢ヶ森までのそれまでのうっそうとした笹と樹木の中の縦走路・・・というイメージからはかなりかなり変わっていたな・・・といった感じでした。
 この原因は、国土調査の印とかあったので、国土調査の測量の為に見晴らしを良くする必要があったため、伐採されたのと、それに応じて見晴らしの良いポイントに新たにベンチを置きなおしたりした・・・という感じではないでしょうか。景色を楽しむ・・・といった面ではまた木や笹が覆ってこないココ数年がおすすめ・・・といった感じはするのですが、必要に迫られていたとはいえ、結構樹齢のあるアセビの木とかも伐採されているのを見ると、少し残念かなーというのももう一つの感想ではあります。自分も測量の仕事とかして、同じ様に必要に迫られて伐採せざるを得なかった・・・って事はあるので、その気持ちは分かるのですが、こういうのって自然との共存って観点で考えると、難しい問題でもあるな・・・と感じました。
戸矢ヶ森山頂:1078m
戸矢ヶ森から先にあるアセビの原生林
(花は満開でしたが、木の背丈があまりにも高いので、思ったほど花が楽しめるって感じでもなかったです)


アセビの花色もいろいろ・・・
その他今回の登山で見かけた主な花々・・・
ゲンジスミレ ショウジョウバカマ
タチチボスミレ キジムシロ